求める人材 Wants

タカハシテクノは1933年の設立以来、金属プレスに特化した部品メーカーとして自動車分野・建材分野・空調分野などで業務を拡大し、取引先企業は広範囲に渡っています。全社員のうち約1/4がエンジニアという体制で新製品開発に注力してきたこともあって、売上げは順調に拡大してきました。しかし課題もあります。当社の開発・生産技術の次世代への継承や、新製品の顧客開拓のための営業力の増強などです。そこで部門リーダーから、応募者に期待することを語ってもらいました。

目的意識とチャレンジ精神をもって取り組んでほしい

金属プレス加工は、鉄の板に様々な加工をして製品や部品を造るシゴトです。
当社は現在、建築用の部品や自動車のエンジン部品、自転車のフレーム部品などを造っています。

このシゴトは、寸法や形状を図面通り正確に造ることが大切ですが、製品や部品の用途によって求められる精度や強度は異なるのです。 たとえば、自動車のエンジン部品は1分間に何千回転もするわけですから、摩擦や熱に対して高い強度が求められます。また、寸法や形状も1/100ミリ単位の精密さも必要です。バラツキがあったのではエンジン性能や燃費が悪くなってしまうからです。

一方、建築部品にも強度や精度は必要ですが、エンジン部品ほどではないんです。エンジン部品の品質で建築部品を造ったのでは高すぎて売れません。お客様の要求は品 質だけではありません。価格や納期も大事です。ものづくりでは、それぞれの用途に見合った品質・価格・納期のバランスが大切なんですね。

 私たちは最適なバランスを求めて毎日毎日考え工夫をしているんですが、これは学校の勉強とはかなり違います。 学校だと「数学は90点だけど他の科目は平均20点」じゃダメでしょう。全科目そこそこの点を取らなきゃいけないですよね。また、45分間とか、短時間のテストで結果を出さなければならない。

『モノづくり』のシゴトは、ひとつのことに地道な努力を積み重ねていくことが大事なんです。短時間で結果が出るようなものではありません。
学校の成績がいい人というより、興味を失わずねばり強く努力を積み重ねていける人が、このシゴトに向いていると思いますね。

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