タカハシテクノでは営業部と開発技術部の連携により、数々の独創的な製品をうみだしてきました。顧客からの要望を生産現場にフィードバックすることによって誕生した“営業発”の製品もあり、なかには特許を取得したものもあります。営業提案を技術側がフォローアップすることではたしたイノベーション(革新)の実例をご紹介します。
鋼板をプレスにて打ち抜く。加工後に絞り加工し、2つのものを溶接。溶接部をタッチアップし仕上げていた。 |
鋼板をプレスにて打ち抜き加工後、絞り加工し、2つのものをカシメて完成品とする。 |
生産数量:1,000ヶ/4人/日→ 5,000ヶ/1人/日 製品単価50%ダウン |
冷間鍛造・冷間圧造で鋼板・鋼材をカップ状に成形した後、側面及び底面を切削加工し、仕上げていた。 |
冷間鍛造にて鋼板をカップ状に成形しながら、底板・側壁の板厚を変え、より最終形状に近い形状にすることに成功した。 |
切削工程の省略によるコストダウン |
汎用ボルトを締め付けていた。または樹脂製のピンを使い、装着・解除が比較的し易い製品を使用していた。 汎用ボルトでは装着・解除に手間がかかる。樹脂製のピンでは強度が弱く、かつ繰り返しの使用ができなかった。 |
オールスチール製で強度が強く、ワンタッチで装着、解除が出来る製品ユニットを開発し、提案した。 |
提案製品の機能・強度が認められ、大手半導体メーカーT社のクリンルーム用の標準品として採用された。 |
パネルを介在して、市販のボルトと台座の勘合部のナットで締め付け固定していた。 振動などでボルトが緩み、使用中機器の誤作動を起こすような事故が年に何度か発生していた。 |
市販の緩み止めナットを組み込んだ製品を開発し、提案した。 |
現在、販促活動中 |
下向きの荷重に対して板を曲げ、あるいは板に突起を出し、荷重を受けていた。 地震などによる上向きの荷重を受ける対策ができていなかった。 |
地震等による上下方向の荷重に対して、上下方向に折れ曲がらない製品を開発し、提案した。また、製品に外装材が横すべりしにくい機能と、外装材を挿入しやすい機能を追加した。 |
現在、販促活動中 |